チャングムの誓いの武官ミンジョンホの官職と肩書の変遷を追った

チャングムの誓いの時代、武官とはどんな人?

武官というと国の軍部に関わる役職についている人を言いますが、朝鮮における武官とはどんな人だったのでしょうか?

朝鮮ができる前の高麗の時代は、もともと文官は文班、武官は武班と呼ばれていました。

そしてその両者を合わせて、官職についている人を両班と総称したそうです。

朝鮮時代においては、その意味は社会的な支配力を持つ、特権階級を意味するようになりました。

両班は世襲されるようになり、親が両班なら子も両班。

こうして官職ではなく身分を表すようになったのです。

そして同じ両班でも武官は文官よりもその地位は低く見られていました。

それは、両班の中でも嫡子しか文科の科挙試験を受ける権利がなかったのに対し、武科の科挙試験は賤民でなければ誰でも受験可能であったことから、次第に身分の格差が生まれたためです。

各省庁の長官は文官が担い、武官が担当すべき軍部の長官も文官が就くことも多かったようです。

チャングムの誓いのミンジョンホ、武官の官職の変遷

チャングムの誓いで毎回登場する武官と言えばミン・ジョンホ。

ミン・ジョンホは両班で文官として採用されましたが、武術にも長けていたことから武官になったという経歴。

武官姿がりりしいミン・ジョンホですが、ドラマの中で何度も役職が変わっています。

登場は内禁衛従事官従六品でした。

内禁衛とは王の護衛を司る親衛隊です。

ところがチャングムが済州島に流刑になってしまったことで、ミン・ジョンホも後を追います!

済州島の海軍武官、全羅道右水営済州鎮万戸従四品になってチャングムの元へ駆け付けます。

チャングムが晴れて宮中へ医女として復帰すると、ミン・ジョンホも宮中へ戻ってきました。

そして今度は司憲府執義従三品に昇進。

司憲府とは官僚の違法行為や不正を取り締まる部署です。

そこでオ・ギョモの不正を暴いていくのですね。

さらに物語がクライマックスへ近づくと承政院同副承旨正三品堂上に昇格。

承政院とは王命の伝達や上奏の報告などを担います。

そして内医院副提調も兼務し、医官医女が在籍する内医院の統率もできるようになりました。

チャングムが危機に陥った時も、内医院副提調という官職だったからこそ助けられたんですね。

チャングムの都合のいいように様々な部署に配置換えされている気もしますが・・・。

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