チャングムの誓いで悪役チェ尚宮役のキョン・ミリの撮影秘話

「チャングムの誓い」初めから悪人ではなかったチェ尚宮

チャングムの誓いではチャングムが逆境の中でたくましく生き抜き、医女として大成していく様を描いていますが、その行く手をことごとく阻み、悪事の限りを尽くしたのがチェ尚宮です。

一族の繁栄のためならあらゆる手段を選ばず、チャングムの命まで狙うチェ尚宮は韓国時代劇ドラマの悪役の代表格と言えるでしょう。

そもそもチャングムの母親と同じ水刺間の女官だったチェ尚宮。

チェ一族は先代王文宗のころから女官として仕えていました。

代々女性は最高尚宮になって権力を延ばし、商家である実家の商いを助け、財をなしていました。

若いころは一族ためとはいえ友人を裏切ったり不正を働くことにためらいもありましたが、次第にその使命のためには手段を選ばない姿へと変貌していきます。

ハン尚宮をはじめ女官たちを次々と失脚させ、チャングムが自分の悪事を知るミョンイの娘と知ると、その攻撃はさらにエスカレートしました。

「チャングムの誓い」のもう一つの見どころ~チェ尚宮の陰謀と最期

チェ尚宮の悪役ぶりは本当に憎らしく容赦ないものですが、それでも惹きつけられるのはチェ尚宮が悪事に手を染めるに至った所以も丁寧に描かれているからではないでしょうか。

宮中ではたった一人の血族である姪クミョンをかわいがり、自分の後継者にしようと画策するのも人間味あふれていると言えます。

物語終盤、全ての悪事が明るみに出たチェ尚宮。

「富と権力と思い握っている手には罪なき、人の血と涙しか入っていない。このままではクミョンがすべての罪をかぶることになりますよ。」とチャングムに自首をすすめられ、がっくりと肩を落とすのでした。

そしてチャングムの母ミョンイの墓で自首を決心したものの、崖から踏み外してしまいます。

「大丈夫、受け止めてあげる」と笑う友の声を聞き、枝をつかんだ手を放してしまいます・・・。

その最期は富と権力をほしいままにした彼女にはあまりにも悲しい終わりでした。

悪役が倒されたすっきり感よりも、もの悲しさが募ります。

「チャングムの誓い」チェ尚宮を演じたのはキョン・ミリ

悪役チェ尚宮を演じたのはベテラン女優のキョン・ミリです。

しかし意外にも悪役を演じたのはチャングムの誓いが初めてだそうです。

良い役をやるのと比べて、台本を読むのも演じるのも何倍も疲れるので、撮影中は何度も病気になったとか。

誰かを陥れたり意地悪をするのは役の上とはいえ大変なエネルギーを消耗するようです。

そんなキョン・ミリの素顔は、チェ尚宮とは正反対の明るいムードメーカーです。

撮影現場でも後輩女優に演技の助言をしたり、休憩中にカチェ(宮中の女性がかぶるカツラ)を外すよう提案したのもキョン・ミリです。

それまでは重たいカチェをつけたままだった女優さんにとって、この提案は画期的なうれしい提案だったそうで、キョン・ミリさんの飾らない人柄が伺えますね。

私生活では三人のお子さんがいます。

そのうちの上の娘のイ・ユビ、イ・ダインはそろって女優として活躍中です。

二人の娘とそろってメディアに出ることもあるそうで、3人のこれからの活躍も注目です。

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