ヨニングンの婚礼相手はトンイが選ぶ
新しい王妃イヌォンがトンイにヨニングンの婚礼話しを持ちかけます。
王妃の企みを知ったトンイは、ヨニングンは命令に従い婚礼させるが揀擇(カンテク=王や王子の妃を選ぶこと)は自分が選びたいと申し出ます。
さらに、後宮の王子は母親が揀擇に関与したという昔の記録を見せて王妃を黙らせました。
誰もがトンイは力のある名門家を姻戚に選ぶと思っていました。
しかし、選んだ相手は出仕もしていない進士で科挙に受かっていても朝廷に興味がない人物ソ・ジョンジェの娘ヘインでした。
雲鶴師匠の弟子でもあるソの娘ヘインとヨニングンとの縁談がまとまりました。
ヨニングンの婚礼相手は王気が流れる名家だった
賤婢出身の側室の王子にはお似合いだとあざ笑う少論派ですが、ソの家には歴代の王たちと縁をもち王気が流れる家だとう迷信があったのです。
王位を継げない立場から王になった者が住んだとして民の注目を浴びている家なのです。
その迷信によって民心が揺らぐのを怖れた王妃たちも婚礼後、ヨニングンを私家に送り出すことを躊躇していました。

ヨニングンは宮廷に残れることに
そこで、チャン・ムヨルを調べていたチョンスが不正の証拠を手に入れてヨニングンを宮廷に残るように働きかけるよう脅します。
その結果、ヨニングンは宮廷に残れることになりました。
そして、粛宗はトンイにヨニングンを王にしようと思っているのか訊ねました。
その問いに対し、殿下の後を継いで王になる方は世子さまだけだと断言します。
ですが、ヨニングンを救える道はヨニングンもまた王になるしかありませんと答えるのでした。
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