善徳女王のあらすじ33話「ピダムが母親を見つける」

善徳女王

新羅の元号の意味は三韓統一

ソヨプ刀に細筆で書かれていた文字は「徳業日新網羅四方」であった。

徳業日新(国の大業に日々新たに取り組み)、細羅四方(四方を網羅すべし)

これは三韓統一(高句麗と百済を滅ぼし半島を統一すること)という意味でした。

この三韓統一が新羅の元号に込められた意味の3つ目でした。

比才の舞台でミシルは「正解者がいない」と早めに切り上げようとするものの、ユシンが「徳業日新網羅四方」です、と声を上げます。

ムンノは「正解だ、そしてその意味は?」とさらに問うも、ユシンはそれ以上の意味は考えていないと答えます。

こうして三韓統一については語られないまま比才の2本目はユシンの勝利となりました。

トンマンが見る夢と希望

トンマンはムンノに詰め寄ります。

自分が王になることを反対するのは三韓統一の大業を成しえないからか?それは女だからという理由か?と。

ムンノは二つとも「そうです」と答え、大業を成すための何かを持っているのか?と問い返すムンノ。

これに対し、自分が大業を為すために必要な個人的野望を持っていると主張するトンマン。

「ミシルは新羅の大業よりも個人の野望を優先しているのだ、彼女は聖骨ではないから」と付け加えます。

さらに「聖骨であることは大業を成すための条件程度である、今の時代には何が必要だと思いますか?」、「貴族の強化か、王室の強化のどちらかか?」と質問を続けます。

ムンノはもちろん王室は強化すべきだ、と答えます。

ムンノがトンマンを王として認めない理由は女王の婿争いで王室内で勢力争いがおこり、それが原因で王室が弱まってしまうからだ。

しかも、女が王になるなど貴族は反発し、民は理解できないに違いない。

「それを乗り越えて大業を成し遂げられるのですか?それができるとしたら王女様ではなく、政治の才があるミシルでしょう」と続けます。

しかし、トンマンはミシルにはできません、と否定します。

ミシルには夢がないからです、と。

ミシルは王になろうという夢を見ていない。

夢を見る者だけが計画を立てて方法を見つけることができる。

苦しんできた民の怒りを鎮め、聖骨の身分で貴族を制圧します。

三韓統一を果たし、平和で裕福に暮らせるという希望をトンマンと貴族と民が共有する。

この希望が「徳業日新網羅四方」の真意ではないか、とトンマンは言います。

冷酷だったピダムの少年時代

トンマンとムンノの三韓統一の話を聞いていたピダムは昔を思い出します。

ピダムは少年時代にムンノとともに諸国を旅していました。

(ここから回想シーン)

ムンノは、ピダムが将来大業を成し遂げるために準備をしている、そのための本も書いている、と言います。

ある日、ピダム少年はムンノから授かった本を悪党どもに奪われてしまいます。

取り返すために悪党のねぐらとなっている洞窟へ向かいます。

しばらくして洞窟に探しに来たムンノは驚きの光景を目にします。

悪党を含め、大勢の人が嘔吐しながら倒れていました。

その中でピダムだけは無事でいました。

本を抱えています。

ムンノが声をかけると、ピダムは笑顔で「本を取り返すために毒を盛りました」と。

その本とは百済、高麗の詳細な地図「三韓地勢」だった。

(回想シーンここまで)

ピダムはムンノの部屋に忍び込み、三韓地勢を見に行きます。

「俺のものだって言ってたよな」と言いながら部屋を探します。

三韓地勢の入った箱の中に誕生日と名前が書かれた紙が2つ入っていました。

一つは自分の誕生日で名前は「ヒョンジョン」と書かれている。

もう一枚は「インミョン」と書かれていた。

ピダムはここでソファが「ピダムは誰の子供だか分かっているのか?」という言葉を思い出します。

ピダムが自身の過去に迫る

その後、ピダムはトンマンに頼んで王室の図書室に入れてもらい、チンジ王とミシルの息子の名前がヒョンジョンだと知ります。

ムンノの部屋で見つけた紙に書かれたヒョンジョンの誕生日は、自分の誕生日だった。

ピダムは自分がチンジ王とミシルの息子なのではないか、と思います。

そしてインチョンという名の紙に書かれていたのは、トンマンの誕生日でした。

図書室からの帰りにピダムはミシルとすれ違います。

ミシルは「名はピダムだったな。ムンノの弟子だとは。度胸もあって頭もいい」と声を掛けます。

そしてへらへらしているピダムに対し、「笑うのはやめなさい。口の端を少し上げると、強く見える」と言います。

このやり取りでピダムは自分の母親はミシルだと確信するのでした。

ピダムがムンノと決別、比才に出場する

ピダムがムンノのもとへ来ると「馬鹿者が!」と怒鳴られます。

三韓地勢を見たことが知られたのです。

ピダムはこの本は私のものだと言っていたではないですか、と反論し、比才に出たいと言います。

比才に出るなら破門にする、と語気を強めるムンノ。

破門にするということは弟子だと認めてくれているのですか?と聞くピダム。

ムンノはあの一件以来・・・悪党どもに毒を持って以来、急にピダムに冷たくなった。

ピダムはムンノを父のように慕っていたのに。

ムンノは子供ながらに冷酷すぎるピダムを恐れるようになっていたのでした。

ピダムは一度くらいは抱きしめてほしかった、と涙を流します。

そして泣きながら部屋を飛び出していったのでした。

翌朝、比才の会場となっている武芸場にピダムがあらわれ、自分も参加する、と宣言するのでした。

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