ヨンジュンが誘拐されたのは兄・ソンヨンのせいだった
ヨンジュンが若い女性に誘拐されたのは兄であるソンヨンが原因でした。
頭が良く、両親から可愛がられていた弟・ヨンジュンに嫉妬していたソンヨンは、ヨンジュンをからかうため家から連れ出して、再開発地域に置き去りにしてしまうのです。
その場でソンヨンの帰りを待つヨンジュンの前に、赤いハイヒールを履いた女性が現れ、ヨンジュンを廃屋へと連れて行ってしまうのです。
一方、ミソは夜中に目が覚めて当時病気で入院していた母親の元に行こうとして家を出てしまうのです。
そこに同じ女性が現れ、お母さんの元につれていってあげるとミソを騙してヨンジュンのいる廃屋へと連れていってしまうのです。
誘拐犯の女性は男性に裏切られたことで精神不安定になっていた
ヨンジュンとミソを誘拐した女性は、愛していた男性に裏切られたことで精神を病んでしまいました。
女性は裏切られた男性の子供を授かりましたが中絶をしてまでも、男性との幸せな未来を信じて疑わなかったのです。
男性に裏切られた女性は精神不安定で自暴自棄になり、ついにはヨンジュンたちの母親であると思いこんでしまうようになっていました。
女性は全く関係のないヨンジュンとミソを道連れに無理心中をしようとしますが、ヨンジュンに説得されたことにより幼い二人の命こそ奪わなかったものの、女性は自ら命を絶ってしまうのでした。
ミソの蜘蛛恐怖症の原因はヨンジュンがついた嘘が原因だった
ミソの蜘蛛恐怖症の原因はヨンジュンのミソを思っての嘘が原因でした。
自殺してしまった女性を怖がるミソにヨンジュンが「あれは大きな蜘蛛だよ」と言い聞かせます。
この時こそがまさにミソが蜘蛛を怖がるようになってしまった原因でした。
恐怖の中、幼いながらもミソを思ってのヨンジュンの優しさには言葉が出ませんね。
兄・ソンヨンは自分が誘拐されたと自分の記憶を書き換えた
ソンヨンは、ヨンジュンへの罪悪感からソンヨン自身が誘拐されたと自分の記憶を書き換えてしまったのです。
この誘拐事件以降、ヨンジュンは精神的に不安定になりました。
三日間も結束バンドで縛られて監禁され、あげく誘拐した女性が目の前で首をつってしてしまうのですから、誰でも不安定になるのは当然ですよね。
ソンヨンは、自分がヨンジュンを置き去りにしたことでヨンジュンが誘拐されて精神的に病んでしまった罪悪感に耐えきれず、現実を信じたくない思いからソンヨン自身が誘拐されたと記憶を書き変えてしまったのです。
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