二人の息子の幸せを願う母・チェ・ヘラン女史を演じるキム・へオク
ヨンジュンとソンヨンの母であり、常に息子たちの幸せを願うチェ・ヘラン女史です。
ミソが可愛くて仕方ないためヨンジュンとミソが結婚してほしいと願い、何かと二人をくっつけようと画策しているようにも見えます。
自身は政略結婚ではありましたが、愛妻家のイ会長と仲睦まじい様子が伺えるほど円満な結婚生活を送っています。
時にはコミカルに笑いを誘い、時には周りを困らせてしまうこともありますが、それはチェ女史なりのご愛敬ともとれます。
そんな笑顔が素敵な気品溢れる母親であるチェ女史を演じるのがベテラン女優のキム・へオクです。
安定の演技力!60歳を超えても美しいキム・へオク
安定した演技力と表現力で有名なキム・へオクは1958年5月9日生まれの63歳です。
60歳を超えているとは思えない程の美貌には視聴者も驚きなのではないでしょうか。
韓国では60歳を超えてもバリバリ現役の俳優や女優が多く、キム・へオクもその一人です。
1980年のMBC特別採用タレントでデビューして以降、数えきれないほどの映画・ドラマに出演しています。
ドラマデビューは1980年の「田園日記」で、2014年の「私はチャン・ボリ!」では高視聴率を記録し、主人公のオ・ヨンソの実母役でMBC演技大賞の黄金演技賞を受賞しました。
2017年にはパク・シフ主演の「黄金の私の人生」にも出演していたので、「キム秘書はいったいなぜ?」での息子役であるイ・ソンヨンを演じた「5urprice」のイ・テファンとも共演していましたね。
他にも2018年「親愛なる判事様」、2020年「私を愛したスパイ」など数々のヒット作を支えてきた大女優です。
年齢的に見ても役柄は母親役がダントツで多いキム・へオクですがその演技力を見れば納得でしょう。
可愛らしい笑顔の裏には家族との辛い別れも経験したキム・へオク
63歳とは思えない程の美貌を持ちつつも、どこか少女のように可愛らしい印象が残るキム・へオクの笑顔は自分が同じ年齢になったときに、こんな笑顔でいれたらいいなと思ってしまいます。
ですが、そんなキム・へオクにも辛い過去がありました。
1980年に舞台演出家と結婚しましたが、1997年に離婚します。
その2年後に元夫が亡くなり、その直後に弟をも亡くすという悲劇がキム・へオクを襲いました。
その後、心を病んでしまったキム・へオクは3年間ほど寺で過ごしていたといいます。
可愛らしい笑顔の過去にはそんなにも辛い過去があったのですね。
どうか、これからは幸多き人生を歩んでほしいと願ってやみません。
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